ラブシャッフル

TBS「ラブシャッフル」(2009年、全10回)。某有料配信サイトで見る。2022年の、この国の沈滞を思うと、ドラマそのものに元気があると感じてしまう。日本がアベ政治でおかしくなってしまう前のテレビドラマは何だか活気がある。毎回アース・ウィンド&ファイ…

週末の感想

今期のドラマは不作と言ってよいと思う。かろうじて見ているのは「元彼の遺言状」だけになった。大河ドラマは殺し合い状態が続きしんどいが、一応見続けている。朝ドラは離脱した。地上波のテレビドラマはあてにならないのは仕方がない。こちら(=視聴者)…

ゴッホ他殺説

画家ゴッホは自殺だったと考えられてきたが、スティーブン・ネイフ、グレゴリー・ホワイト・スミス『ファン・ゴッホの生涯』(上・下)(邦訳2016/原書2011)のように他殺だったと考える評伝がある。ゴッホの後半生を扱った映画『永遠の門 ゴッホの見た未来…

探偵が早すぎる

第2シーズンの「探偵が早すぎる」を見る。第1シーズンもスペシャルも見ていないので、よくわからないまま見た。これを深夜帯でやっているのか・・という感想。何となく高度成長期の子ども・ジュニア向けのドラマを思い出す。ワルモノのイイモノに分かれて騒ぎ…

連休後の懸念

連休中の人出はそれなりにあるのだが、そっと思っているのは連休後の感染爆発のおそれである。 自分自身も休みのあいだ、街へ出ている。マスクをしながらであるが、良い天気の日に街歩きをするのは慰めである。おうち時間が長いこともあり、外出を愉しみたい…

憲法記念日

憲法記念日。改憲勢力による改憲無罪的な不正が続く国となった。メディアも改憲勢力と結託する。経済衰退と格差拡大は進む。これほどの油断と腐敗によってこの国が滅びないことがあるだろうか。

ドライブをしながらの会話

youtu.behttps://youtu.be/lvovOKxBhN0 youtubeで「今だから話せる結婚前の交際事情。あの炎上話も。【魔裟斗運転編】」を見る。昼のトーク番組、週刊さんまとマツコで若槻千夏が「令和のママタレ最新事情」を解説していて、魔裟斗・矢沢心夫妻がドライブし…

「テレビの時代」の終わり

4月の新番組をチラ見すると、トーク番組など企画がよく似ているし、揃えられた面子もよく似ている。おそらくすぐに飽きられて、地上波テレビの衰退は加速するだろう。 ドラマは「元彼の遺言状」「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」を見る。「や…

11兆円使途不明

www.nikkei.com 日本経済新聞 2022年4月23日が伝えるコロナ予備費11兆円使途不明のニュース。 自民党政権のでたらめをマスコミは黙認するようである。恐ろしい時代になってきた。戦時中の軍事費のようにチェックなしで政権のやりたい放題に使うようである。 …

疲れてきているのではないか?

バラエティのトーク番組をTVerで見ていると、トーク番組全体の低迷を感じる。面白くないのである。身内の話ばかりしているからでもあるが、芸人の話にパワーがない。それなりに番組は話題になり、ネットニュースで紹介されるトークの内容も、たいしたことが…

小皇帝の死

小池都知事の発言で、都民葬がSNSのキーワードに上がっているのを見る。 遺族が断ればこの件は終わるはずだが、息子たちのなかからも政治家が出て、政治家の一族のようになってしまったので、都知事サイド・都庁サイドには遺族が断らないという見通しがある…

祖父と孫

「相棒」のゴシップ記事。日刊ゲンダイDigital2月5日付である。5代目の相棒が誰かという趣旨だが、 「演出上の設定に無理があります。3代目相棒を演じた成宮寛貴の時も『水谷との年齢差が親子ほど離れている』というファンの声がありましたが、さらに若い福…

新自由主義の顧客優先が機能しないとき

オミクロン株の猛威で第6波の真っ只中であるが、テレビに出てくる人たちが、感染者数を「大変だ大変だ」といいながら、自分がかかっていないことを自慢げにしているのは妙な感じである。 新型コロナの症状は深刻で、この深刻さをメディアは伝えないようにし…

公益の観点

テレビ朝日のドラマづくりの酷さについてちょっと書いたが、「相棒」や「科捜研」はヒット作ではないかしらん・・という疑問は当然起きる。だらだら長く続けて、だらだら見ることができるという意味ではロングランのシリーズものである。アメリカのシリーズ…

蔓延防止措置

蔓延防止施策が次々と話題となっているが、第5波から第6波へ政府が準備を怠ったことは明らか。政府とマスコミ合作で宣伝ばかりしているが中身のない対策が続く。 何もしないことでしのげるのかどうか。自民公明政権は何もしないでやり過ごせると踏んでいるの…

刺傷事件が続く国になってしまった

共通テストのときに、東京大学のそばで刺傷事件が起きた。高校2年生が理3をめざしていたが、成績があがらないので、この事件に及んだということだった。成績が思うように上がらないことが刺傷事件へどうして結びつくのか、何となくわかるようでわからない。…

Google Calendarの不便なところ

Google Calendarの不便なところは、携帯なり端末に触れていないと予定をふっと落とすことがある、ということだった。 予定を入力すればきれいに表示されるし、リマインダーもセットしていれば、知らせてくれるのだが、携帯を持っていないと忘れるし、持って…

ラジオの朗読

ときどきラジオの朗読を聴く。 テレビの芸人さんがラジオで本音を出せるというようなトークをしていることがあるが、そんな本音を聞きたいとも思わない人がいるということを忘れている。 昨年夏頃やっていたNHKラジオ朗読の時間の有吉佐和子『紀ノ川』は、面…

石立鉄男が出演していたコメディ

寒い日が続き、眠りが浅くなるようだ。晩酌をして眠ることもあるが、夜中に何度か目覚めるのは変わらない。テレビドラマは、テレビの時代の終わりのなかで秀作が出てくる。エンタメはそういう作品だけに触れられれば十分だ。 Youtubeの雑多な作品群を眺めて…

オミクロンの時代

オミクロン株の感染力におののきながら、普通に生活するしかないので、その日その日、なんとか送るという生活が続く。気持ちが晴れることは少ないが、落ち込むこともない。コロナ禍が続くと「静かな絶望」は常態化するかも知れない。 子どもの頃を思い出すと…

Mare of Easttown (2021)

www.imdb.com評判の高いMare of Easttownを見た。アメリカの地方都市の陰鬱な事件が題材になっていて、最初の方は見ているとつらいのだが、引き込まれてみた。連続視聴で一気見することはできなかった。途中で休みを入れて見た。クライム・ドラマとしてはほ…

真の祈り

願望を念じることが祈りであろうか。 「御心のままに」と一見謙虚に祈っているように見えて、結果として他人の不幸を望む祈りを繰り返している人々の「祈り」は真の祈りであろうか。真の信仰と言えるのだろうか。神に祈っていると称して、他人の不幸を念じる…

最愛、最終回を見る。

「最愛」全10回、TVerで完走した。すばらしい作品。SNSの考察や論評がたくさんあるので、何か新しい発見があるとか、ユニークな感想を書けそうもないが、最近の民放ドラマのなかでは出色のデキ、傑作である。 それぞれの登場人物の「最愛」が重要というコメ…

後半戦

TBS「最愛」を見る。橘しおりを殺してしまった。皆が少しずつ殺人に(意図せずに、あるいは意図的に)関与するというインクリメンタルな犯罪の話しで、登場人物を減らすと展開は苦しくなるはず。結局殺人の決め手となった行為をしたのは誰かはまだわかってい…

護憲ベースの政党政治

自民党とマスコミの合作で改憲潮流が演出され続け、いずれ戦後の平和憲法を失う日が来るのかどうか。改憲政党を政治の世界から追放して、憲法に基づいた政治を行うことが当たり前になる日が来るのかどうか。現時点では前者に傾きがあり、悲観的にならざるを…

こういうことを教えてくれる人がいたら

内田樹氏のツイートを見る。 都立富士中学の3クラスの生徒さんたちをお相手に50分授業を2コマ。事前に頂いた質問に答えて「将来の夢や目標を早くに決めないこと」「共感ではなく敬意をベースにして人間関係を築くこと」「部活の本来の目的は君たちの潜在…

第7世代の勢いがない

お笑いの世界、第7世代の台頭がいわれたが、いま勢いがなくなっている。周囲から潰しが入り、おそらく立ち往生していると見ている。結局芸人集団の嫉妬に飲み込まれたというべきかも知れない。お笑いの賞レースでも第7世代以前に賞をとらせて、第7世代の勢い…

器でない人がリーダーとなる

スガ首相の退陣について、近しい人たちは「首相の器ではなかった」という点で一致するようで、市民社会はこの首相を評価していなかったことがわかる。ニュースが情報操作されているので、マスコミ報道を真に受ける人は、この首相の影響力を過大に評価してい…

テレビ時代の終わり、いろいろ。

夜中の民放で維新のCMを流しているが不快になってくる。しつこいだけでなく、これは嘘だろう・・という感想しか浮かばない。 テレビの時代の終わりは、バラエティや情報番組の偏向があまりにも酷い状況であることからも見てとれる。ニュースは自民党の宣伝、バ…

選挙報道しないNHKニュース

衆院選挙中、NHKニュースがほとんど選挙のニュースを流さない。麻生太郎の暴言(北海道の米)など目立たせないようにする忖度があるのかも知れない。開票速報だけにぎやかにやって「自民公明が勝ちました」という結果だけがほしいのかも知れない。だが、公共…