週末の感想
今期のドラマは不作と言ってよいと思う。かろうじて見ているのは「元彼の遺言状」だけになった。大河ドラマは殺し合い状態が続きしんどいが、一応見続けている。朝ドラは離脱した。地上波のテレビドラマはあてにならないのは仕方がない。こちら(=視聴者)から見てアタリとハズレはどうしても出る。
コロナ禍は政府とマスコミの情報操作で妙な状態になりつつある。死者数は第6波でかなり膨脹した。
5月26日の衆議院予算委員会で、立憲民主党が示したコロナ第1波から第6波までの死者数。
— Dr.ナイフ💙💛 (@knife900) 2022年5月26日
これが現実。
こういうの、報道されないですね。 pic.twitter.com/1xqia7ASW0
PCR検査ベースの対策ではないし、感染者は自宅療養優先型の対応のままである。有名人もちょこちょこ感染したり濃厚接触者としてテレビ番組を休んでいるのを見るが、マスコミは「気にしない」雰囲気をつくっているように見える。
入国緩和措置のニュースも流れてきた。
新型コロナの動向について、ていねいに報道しない方針でもあるのか、感染者数を機械的に流すニュースだけになっている。
社会のなかに新型コロナに対する「油断」が形成されないか心配である。
後遺症の件も、話題にしないようにしているのか、不思議なほどコロナ禍のニュースは「伝えない」感を出しながら最低限の「お知らせ」にしてしまっている。
参院選で自民が勝てば、改憲圧力を更に強め、おそらく数年のうちにこの国は民主主義を失うだろう。経済衰退を伴う政治的零落によって、自暴自棄になった世論が軍国主義的な政治を支持するようになるかも知れない。
マスコミのプロパガンダが続き、人々からまともな判断力が消えつつある。権力のねらい通りかも知れないが、この先に大きな暗転を覚悟しなければならないところへ来ている。やはりいまの政治はおかしいと思う。
テレビそのものはほとんど見なくなっている。テレビ番組はTVerで見られる範囲で十分であろう。
配信で「モモウメ」を見ると、(これはいつの時代の話しだろう?)という疑問が起きる。OLの働き方や会話がかなり古くなったのではないか・・などと思う。
地上波民放ドラマ。クライム・ドラマが多くなったなぁ・・という印象は持つ。月9じたいが、クライム・ドラマへ舵を切ってしまった。TBSの火曜10時台がかろうじて恋愛枠だが、見ていられるものとそうでないものの差はある。
TVerの芸人雑談番組を見ると勝ち組の芸人はすでに富裕層の生活様式になっていることが話しから垣間見える。そんな人の話しを笑っているのは、どんな人たちなのかわからないが、成功した芸人さんは富裕層の価値観の宣伝屋のようになっているので、このあたりの欺瞞を上手につくような番組が出てくれば、少し違ったエネルギーが出てくるかも知れない。しかし、番組製作をしている人たちも就活勝ち組、有名大学卒、すなわち、有名大学に進学できるだけの文化資本と経済力をもった人たちの価値観で生活しているわけで、下層へ向かう人々の気持ちをつかんだ番組はつくれないであろう。
小室圭さんに対する執拗な嫌がらせに近い報道は、とくに人権の面から見て行き過ぎになっている。だが、マスコミの人権意識は低く野放しである。試験を受けたり、今後の進路をどうするかは個人的なことで、そっとしておけばよいのにと思う。NHKがメディア各社の嫌がらせ報道に加勢しているのもおかしい。ほんとうにおかしいと思う。