蔓延防止措置

蔓延防止施策が次々と話題となっているが、第5波から第6波へ政府が準備を怠ったことは明らか。政府とマスコミ合作で宣伝ばかりしているが中身のない対策が続く。

何もしないことでしのげるのかどうか。自民公明政権は何もしないでやり過ごせると踏んでいるのだろうか・・。マスコミが政府擁護ばかりになったので、政府はこのメディア環境にただ乗りしている。改憲無罪の非道というべきか。

テレビの時代の終わりはハッキリしてきた。TVerで番組をネット無料配信するようになっているが、バラエティと情報番組は全滅である。視野が狭く中身がない。だらだら自慢話と世間話をするだけの番組が多過ぎる。ネット有料配信サイトの時代へ移行しつつあるのだろう。

テレビの時代の終わりはNHK報道の地盤沈下からも明らかになりつつある。伊藤詩織さんの裁判についてきちんと報じていないとSNSで批判されるほど、政権翼賛にどっぷり漬かっている。市民から受信料をとっておいて政権の宣伝に精を出す、自称公共放送。民放式のバラエティを流しているが、民放のような番組などNHKが本来引き受ける仕事ではないと思う。

ひとつのヴィジョンとして、自民公明政権、そして改憲勢力の退潮はいずれ避けようなく現実となるだろう。改憲を望む市民は少ない。市民が望まないことをプロパガンダで市民をだまして実現させようとする政治、その政治を擁護するマスコミ・・。情けない限りである。未来を旅すれば、改憲勢力の退潮は明らかであろう。昭和前期、戦争の時代の国民統制的施策など、21世紀を乗り切る思想ではない。

自民党的な戦前回帰が蔓延するような状況を止められれば、政治は正常化し、経済もこれに追いつき、市民が望む政府へ大きく変貌するだろう。その日が来るというイメージはある。世襲政治家は政治家になる必要がないことを、大きな意味で確認するとすれば、つまり自民公明政権のアクが除去されれば、まともな民主主義国家の建設へ向かうだろう。