始まりと終わり

散髪をしてくる。いつもの散髪屋さんの主人(女性)と、「10月が終われば、ことしもあと2ヵ月」「ことしはコロナに始まって、コロナに終わるという感じですね」という世間話。
ショッピングモールには人出はあるが、欧州の第2波ロックダウンのニュースなどを見るとまだまだ油断はできない。
いま、この国の政権は情報隠蔽と情報操作で延命している。covid-19の対策に取り組むには信頼できな権力そのものが不安材料。マスコミがこの件ではまともな情報を提供しないという不信感も大きい。NHKも政権の宣伝媒体になってしまったので、ここ数か月地上波のテレビはほとんど見なくなった。covid-19の後、おそらく長く続いた「テレビの時代」は終わると思う。

その代わり、ネット配信の新聞記事を中心にニュースを見るようになった。論説委員政治記者たちによる権力の提灯持ち記事も少なくないが、その他の部門の記者たちが伝える新聞記事には権力に対する批評・批判の精神がまだ残っている。

始まりがあれば、終わりがあるのか。いまの状況ではわからない。