朝ドラの秘密

realsound.jp

朝ドラには自己啓発書的な見方があるようだ。

この記事を読んで考えさせられた。確かに朝ドラは主人公の女性の「お仕事ドラマ」という側面がある。わずかな例外を除いて多くは成功譚になるからそういう見方ができるのかも知れない。

『ちむどんどん』(2022)失敗から学ぶ。目標を見失わず、努力を続ける。不遇のなかでポジティブに活動する。

半分、青い。』(2018)夢を捨てる体験。今までやってきたことを無駄にせず、次の仕事へと生かす。

『スカーレット』(2019)仕事への情熱と執念。

キーワードを拾い出すとこういうことになる。

とはいえ、朝ドラは続けて見ていられるかどうかが重要で、主人公(とそれを演じる女優さん)にどこか感じよさがないとついていけなくなる。よくわからないのだが、物語がきちんと語られるだけでは不十分なのである。たぶんそこが民放の連続ドラマなどと違うところだと思う。