向こう側

民主化の道筋をつかんだ戦後の幸運を偽物と交換する愚かさ。後の世代から教育基本法国民投票法の改正をなぜ簡単に認めたのかと問われる。いま嘘をついている人は、生き延びて後世でも嘘の説明をするだろう。

あの時代に、戦争に苦しんだすべて民衆ひとりひとりの魂は、いま、自民党公明党の指導者たち、政府の言いなりになって改憲に同調するマスコミ幹部や政治部記者たちの姿を、向こう側からじっと見つめている。間違った道へ入っていく分岐の1つが、昨日(5月6日)である。