ソウル・オブ・ワイン

twitterの発言で、

というのがあって、たぶんその通りだろうと思う。重税国家、戦争国家への道へ進むかも知れない。不平等が広がれば、市民は荒むだろうから、これからのこの国は佳いことはないのかも知れない。

mimosafilms.com『ソウル・オブ・ワイン』という映画を先行配信で見たところ。フランス・ブルゴーニュ地方の葡萄畑とワインづくりを丹念に追ったドキュメンタリー的な映画である。

葡萄畑の世話をする人々、ワイン醸造の仕事の流れがわかり、ロマネ・コンティほかワインのなかのワインにまつわる(人々の)談話と労働の描写で、映画は淡々と進む。ワイン農家の主人は、自分が葡萄畑を所有しているという感覚ではなく、先人たちから仕事を引き継いで次に渡していくつもりで働いているという。葡萄畑を中心に自然と人々がワインの生産へ向かって結びついていく姿がまぶしい感じ。100分余りに映画だったが、配信で見たこともあって、気張らずに愉しめた。見て佳かった。先行配信はシネマ映画.comというサイトで。