緊急事態宣言

新型コロナウイルス感染症 緊急事態宣言の措置がとられたのは

4月25日~5月31日まで東京、京都、大阪、兵庫

5月12日~5月31日まで愛知、福岡

5月16日~5月31日まで北海道、岡山、広島

となっている。

 

蔓延防止等重点措置の発出については

4月12日から5月31日まで沖縄

4月20日から5月31日まで埼玉、千葉、神奈川

4月25日から5月31日まで愛媛

5月9日から5月31日まで岐阜、三重

5月16日から6月13日まで群馬、石川、熊本

である。

 

こういう状態で五輪をするつもりかという声が出てくるのは当然である。身内のひそひそ話しだったものが、海外メディアからの疑問というかたちで報じられ、SNSでは早くから政府の判断はおかしいのではないかという趣旨がずいぶん出回っていた。財界人は海外メディアで五輪開催の危険性について語る人も一部出てきている。

政府の報道統制で抑えきれない状況はまもなくであろうし、すでに説明ができなくなっている状態をマスコミの翼賛でまともに報じていないだけとみている。マスコミの翼賛報道に煽られて世論はずいぶん誤った判断をしてきたが、内閣の支持率はまだ30%~40%台で推移している。これは支持率が高く出すぎているのではなかろうか、と数字を見るたびに思っている。マスコミの翼賛によって出ている数字で、正直な感想(不安)を反映させれば、これほど高いはずはなかろうと思うのである。マスコミの翼賛報道体制のもとでいくら世論調査をしても状況把握の参考にならないかも知れないと感じる。このまま民主主義の危機と言っても過言ではないところに来ている。

まともな報道をしなくなっているマスコミも自民党であり公明党の一部と考えれば、政治プロパガンダのなかでどのように自分の思考と行動の自由を確保できるかということになる。冷戦時代の東側の国々はそもそもこんな感じだったのかも知れない。個人のレベルではマスコミがまともに機能しない国では、つねに理性の危機を経験しなければならないのである。